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漆器ができるまでのプロセス

漆器ができるまでのプロセス

伝統工芸となる漆器は幅広い世代の人たちに愛されています。漆は様々な工程を進めることで、オリジナリティーのある作品に仕上がります。こちらでは漆器ができるまでのプロセスについて説明していきます。

漆の精製過程

漆器を作成するには、漆を精製するという工程から始まります。漆を精製する過程は次の通りです。

なやし作業とくろめ作業

生漆の水分を抜くと同時に、専用の撹拌機でゆっくりよく混ぜると漆に光沢が表れます。これは漆の成分を均一にするために必要な作業で、この撹拌作業を「なやし」といいます。
そして、撹拌機でよく混ぜた漆を加熱して、水分をゆっくり蒸発させます。目的に応じて漆中の水分量を残して厚みを持たせる作業「くろめ」によって、より漆の透明感が増します。

漆ができるまでの仕上げ漉し

良い漆を作るためには、不純物を取り除いた漆の中に綿を入れて別の機械に移し、そこで2つに分けます。この時に、綿から漆がにじみ出てくるので、漉した漆をよくかき混ぜて完成です。

漆器が完成するまで

漆器が完成するまでには木地作り・下地塗り・中塗り・仕上げ塗りといった流れで進んでいきます。

木地作り

木地を作る場合、作品にあった材料を選び、それぞれの漆器を形成するために丸く削ったり四角く削ったりします。イメージした漆器の形になるまで何度も削っていきます。また、木地の変形をふせぐためケヤキを一年以上かけて乾燥させることがあります。

下地塗り

生漆を木地に塗り、木固めをした後に砥の粉や地の粉と生漆を練り合せ錆をつくり、刷毛やヘラで木地全体に平らに塗ります。必要に応じて、木の目止めをして乾燥させていけば下地塗りは終了です。乾燥後、面を研ぎます。

中塗り

黒中漆を二回塗ります。一回目は下塗り、二回目は中塗りになり、上塗りを支える肉持ちの良い面を作ります。乾燥後は研磨します。

仕上げ塗り

最後の工程となるのが仕上げ塗りです。中塗りを終えた漆器をきれいに拭き、その後に上塗りをしていきます。仕上げの段階でホコリがつかないよう、細心の注意を払って塗り上げて、漆が乾いたら完成です。

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